2021/02/19 13:09
去る2月5日に西伊豆にある「カネサ鰹節商店」さんへ打合せに行ってきました。
緊急事態宣言下でしたので、日帰りで要件のみの訪問となりました。
お忙しい中でしたのに、5代目芹沢安久様に丁寧にご案内をしていただきました。
現場では、カツオの骨抜き作業(1本1本手作業)を行ってました。
その後、地元の木材(ナラ・クヌギ・サクラの原木)だけで130度を超える直火で瞬時にカツオの旨味を閉じ込め、凝縮させます。この作業を約10回繰り返して、火力で水分を抜いた後、麹菌を使って発酵させ、更に水分を取り除いて乾燥させてゆきます。
本枯れ鰹節は、常温で長期保存が効く、カツオを使った究極の保存食で、世界一固い食材と言われています。
中でも「田子節」は、製造のほとんどが手作業で、職人が手間暇をかけ、約半年をかけて丁寧に作られる高級品です。
そんな、現場を見学してきました。
帰りに見た富士山は最高でした。